スマートフォン・モバイル実務検定の
直前1週間にやること
- 直前の1週間は、60問・60分の模擬試験で今の実力を測り、点を落とす章をふさぐ期間です。目標は8割(48問)以上を2回続けてです。
- 全10章は、もちこ道場の模擬試験の出題数から6問前後ずつと予想しています。偏りが小さいので、正答率の低い章から解き直し、どの章も落とさないようにします。
- 公式ページの出題範囲に時事問題(公式テキストには掲載なし)があるので、1週間のうちにモバイルのニュースにも目を通します。
直前の1週間の考え方
スマートフォン・モバイル実務検定は、合格率が公表値で78.2%と高めですが、問われる範囲は広くなっています。直前に新しい分野へ手を広げるより、模擬試験で実力を測り、取りこぼしている章をふさぐほうが確実です。
目標は、合格点の記事と同じく、本番と同じ60問・60分の模擬試験で8割(48問)以上を2回続けて取ることです(もちこ道場の考え方。くわしくは「合格点は?」)。8割なら、間違えてよいのは12問までです。
1週間の予定表
| 日 | やること | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 7日前 | 模擬試験を1回。章ごとの正答率を見て、低い章に印を付ける | 1.5時間 |
| 6〜5日前 | 低い章から2つか3つ、章ごとの問題で解き直す | 各1時間 |
| 4日前 | 似た用語の表を見直す(下のリンク) | 1時間 |
| 3日前 | 模擬試験をもう1回。8割に届いたか、どの章が残ったかを見る | 1.5時間 |
| 2日前 | 2回で間違えた問題だけを解き直す | 1時間 |
| 前日 | 持ち物・会場・到着時刻の確認。用語は軽く見るだけ | 30分 |
| 毎日 | モバイルのニュースに目を通す | 15分 |
解き直す章の選び方
もちこ道場の模擬試験では、全10章が6問前後ずつ出ます。本番も同じくらいと予想しているので、どこかの章を後回しにする作戦は向きません。ある章を全滅させると、6問、1割ほどを失います。
選ぶ基準は章ごとの正答率です。低い順に並べ、時間の許す範囲で上から解き直します。サンプル問題の解答でも、12問は第1・2・3・4・5・8・9・10章にまたがっていたので、範囲の偏りは小さいと考えられます。
取り違えやすい用語の確認
似た用語の取り違えは、直前でも点に直結します。次の章の「取り違えやすい組み合わせ」の表だけを見直します。
- 第3章 通信・通話の仕組み(ハンドオーバと位置登録、FDMA と TDMA など)
- 第5章 モバイル機器の構造(SDHC と SDXC、NFC と Bluetooth など)
- 第8章 セキュリティ(脅威と脆弱性、遠隔ロックと遠隔バックアップなど)
- 第9章 法制度・関連知識(ワンストップ方式とツーストップ方式など)
- 第10章 5G/IoT/AIの最新動向(センサとアクチュエータなど)
時事問題への備え
公式ページの出題範囲には、「時事問題(公式テキストには掲載なし)」があります。サンプル問題の解答にも、「新問時事問題」とされた問題が1問ありました。テキストを覚えるだけでは足りない分があるので、1週間のうちにスマートフォンや通信のニュースを毎日少しずつ読み、新しいサービスや制度の名前に慣れておきます。長く時間をかけず、模擬試験と解き直しを優先します。
前日と当日
前日は、受検の日時と会場、顔写真付きの本人確認書類、試験開始の15分前までに着く道順を確かめます。遅刻すると受けられません。本番は1問約1分なので、迷う問題は後回しにして最後まで解き、残りの時間で見直します。当日の流れは「当日の流れ」にまとめています。
第9章の問題を2問、解いてみる
もちこ道場の第9章の問題です。演習画面と同じ解説(図解・選択肢ごとの解説)を付けています。
問1
日本国内でスマートフォンなどのモバイル機器を合法的に使用するためには、電波法に規定される技術基準に適合していることを示す1が付与されている必要がある。
答えと解説を見る
正解は 1(技適マーク)です。
【概要】
国内でモバイル端末を使うには原則として電波法の技術基準への適合が必要であり、適合した機器には技適マークが付けられる。基準を満たさない端末の使用は電波法違反となる。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. 技適マーク正解あなたの解答 技適マークは電波法の技術基準に適合したことを示すマークであり、国内で端末を合法的に使う条件となるため正しい。
- 2. PSEマークあなたの解答 PSEマークは電気用品安全法の基準を満たしたモバイルバッテリー等に表示するものであり、電波法の技術基準とは関係しない。
- 3. モバイル充電安全認証あなたの解答 モバイル充電安全認証はMCPCの試験に合格した充電関連製品が対象の認証であり、電波法に基づく適合の証明ではない。
- 4. 特定認証業務あなたの解答 特定認証業務は電子署名法で定める一定基準を満たした電子署名の認証業務であり、無線機器の適合を示すものではない。
問2
特定商取引法は、消費者トラブルを生じやすい取引について事業者が守るべきルールを定めるとともに、契約後に一定の条件で消費者が契約を解除できる1などの消費者を守るルールを規定している。
答えと解説を見る
正解は 2(クーリング・オフ)です。
【概要】
クーリング・オフは、特定商取引法に規定された、消費者を守るルールの一つである。訪問販売などのトラブルを生じやすい取引で、消費者の利益を守る。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. 初期契約解除制度あなたの解答 初期契約解除制度は、電気通信事業法に関するガイドラインに含まれる制度であり、特定商取引法の規定ではない。
- 2. クーリング・オフ正解あなたの解答 特定商取引法に規定された、契約を解除できる消費者保護のルールという点が、問題文と合う。
- 3. オプトインあなたの解答 オプトインは、あらかじめ同意した相手にだけ広告宣伝メールを送る方式であり、特定商取引法の規定ではない。
- 4. MNPワンストップ申請あなたの解答 MNPワンストップ申請は、携帯会社を変更する際の手続きの方式であり、消費者を守るルールではない。
第9章のほかの問題は、ベーシックプランで解けます。まずは登録なしで、第1章の50問を試せます。
よくある質問
時事問題の対策として、何を見ればよいですか?
公式ページには、時事問題の中身は書かれていません。そのため、最近のモバイルのニュースに目を通す、という使い方にとどめます。ニュースを読むのは1日15分ほどで足り、模擬試験や章の解き直しの時間を削らないようにします。
1週間前の模擬試験で8割に届かなかったら、受検日を変えたほうがよいですか?
空席があれば、受検日の3日前の23時59分まで日時と会場を変えられます。数問足りない程度なら、低い章を解き直して2回目の模擬試験で確かめてから決めても間に合います。大きく足りないときは、申込期間が終わる前に日程を見直します。
直前に公式テキストを読み直すべきですか?
通して読み直す時間は取りにくいので、おすすめしません。模擬試験で間違えた問題の解説を読み、分からなかったところだけテキストのその節に戻ります。
もちこ道場
章ごとの問題と本番形式の模擬試験で、合格の力を確かめる
公式テキストの全10章から作ったオリジナルの予想問題を、スマホ・PC で解ける Web 演習サービスです(運営者が作っています)。
500円
31日間・買い切り・自動更新なし
- 全10章 500問○
- 選択肢ごとの解説○
- 全問の解説に図解○
- 模擬試験(60問・60分)なし
1,000円
31日間・買い切り・自動更新なし
- 全10章 500問○
- 選択肢ごとの解説○
- 全問の解説に図解○
- 模擬試験(60問・60分)○
無料体験は登録不要です。
次に読む
スマートフォン・モバイル実務検定は、テストセンターのパソコンで受ける CBT 方式です。申し込み、日時の変更、当日の持ち物と到着時刻、合否の表示、認定証、再受検までを、MCPC の公式ページの案内からまとめました。
スマートフォン・モバイル実務検定の合格点(合格基準)は公開されていません。公表されている合格率78.2%から難しさを読み、模擬試験で何割を目標にすればよいかをまとめました。
スマートフォン・モバイル実務検定に落ちたときに、いつもう一度受けられるか(同じ回なら受検日の3日後以降)と、次の試験までにやることをまとめました。合格基準は公開されないので、弱い章を自分で見つける手順も書いています。
ほかの資格の直前: モバイルシステム技術検定2級 ・ IoTシステム技術検定 基礎 ・ IoTシステム技術検定 中級 ・ モバイル技術基礎検定 ・ アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1
試験の日程・受験料・合格率などの公式の情報は、2026年10月27日にMCPC の公式ページで確認しました。最新の情報は公式ページで確かめてください。