スマートフォン・モバイル実務検定の合格点は?
合格基準は非公開。目標は「8割を2回続けて」
- 合格点(合格基準)は公開されていません。解答も非公開で、合否は試験が終わるとすぐ画面に表示されます。
- 合格率は78.2%です(MCPC の公表値。2024年3月の資料)。5人受けて4人ほどが合格する試験です。
- 勉強の目標は、本番と同じ60問・60分の模擬試験で8割(48問)以上を、2回続けて取ることをおすすめします(もちこ道場の考え方。理由は下で説明します)。
合格点が公開されていないとは
主催する MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)の公式ページには、合格基準と解答は非公開で、合否についての問い合わせにも応じないと書かれています。
試験はテストセンターのパソコンで受ける CBT 方式で、60問を60分で解きます。答えはすべて4つの選択肢から1つを選ぶ形です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 問題数・時間 | 60問・60分(1問あたり約1分) |
| 答え方 | 4者択一 |
| 合格基準 | 非公開 |
| 合否が分かる時 | 試験が終わってすぐ、画面に表示 |
インターネット上には「何割で合格」といった書き込みもありますが、公式の発表ではありません。数字を当てにするより、どの問題の組み合わせでも落ちない実力を目標にするほうが確実です。
合格率から見た難しさ
合格点は分からなくても、合格率は MCPC が公表しています。2024年3月の資料では、スマートフォン・モバイル実務検定は78.2%でした。2023年5月16日の資料でも78.2%で、どちらも8割近くです。
MCPC の検定の中では合格率が高めですが、5人に1人ほどは不合格になります。しかも合格点が分からないので、「ぎりぎり」を狙う勉強は不安定です。
目標を8割にする理由
もちこ道場では、模擬試験で8割(60問中48問)を2回続けて取ることを目標にしています。公式の合格基準ではなく、余裕を持つための目安です。
- 本番の問題は毎回組み合わせが違うため、模擬試験の得点は回によって上下します。1回だけの8割は、たまたまのこともあります。
- 本番は初めて見る問題です。何度も解いた問題での得点は、実力より高く出ます。
- 時間の圧力があります。60分を計らずに解くより、本番は得点が下がりやすくなります。
8割に届かせる勉強の順番
- 公式テキストを1回通して読む。細かく覚えようとせず、全体の地図を作ります。
- 章ごとに問題を解き、間違えた選択肢をテキストで確かめる。正解だけでなく「ほかの選択肢がなぜ違うか」まで見ると、似た用語の区別がつきます。
- 60問・60分の模擬試験を時間を計って解く。8割に届かない分野を見つけて解き直し、2回続けて取れたら申し込みの目安です。
勉強時間の目安と計画は「スマートフォン・モバイル実務検定の勉強時間」にまとめています。
第1章の問題を2問、解いてみる
もちこ道場の第1章(無料体験)の問題です。演習画面と同じ解説(図解・選択肢ごとの解説)を付けています。
問1
利用者が契約する移動体通信会社を変更した際でも、これまで利用していた電話番号を変更することなく、新しい通信会社のサービスを継続して利用できる制度を1という。
答えと解説を見る
正解は 4(MNP)です。
【概要】
MNP(番号ポータビリティ)は、利用者が移動体通信会社を変更しても電話番号はそのままで、変更後の会社のサービスを利用できる制度である。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. M2Mあなたの解答 M2Mは、機器同士が通信する形態を指し、専用番号として020番号帯が使われるが、番号を引き継ぐ制度ではない。
- 2. MVNEあなたの解答 MVNEは、MVNOの課金処理や運用管理などを代行する支援会社であり、電話番号の継続利用に関わる制度ではない。
- 3. VoLTEあなたの解答 VoLTEは、パケット通信方式で送受信される高品質な音声通話サービスであり、電話番号を引き継ぐ制度ではない。
- 4. MNP正解あなたの解答 MNPは、移動体通信会社を乗り換えても同じ電話番号で新しい会社のサービスを使える制度であり、2006年に導入された。
問2
インターネットの閲覧やメールの送受信などで用いられる通信方式で、情報を小さなデータの単位に分割して送受信し、通常は接続時間ではなく送受信したデータ量に応じて通信料が計算される方式を1方式という。
答えと解説を見る
正解は 3(パケット通信)です。
【概要】
パケット通信方式は、情報をパケットという単位に分割し、ヘッダを付けて送受信する方式である。回線を複数の利用者で共有するため、通常はデータ量に応じて課金される。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. 回線交換あなたの解答 回線交換方式は、通信中に回線を占有し接続時間に応じて課金されるのが通常であり、データ量で課金する方式ではない。
- 2. ブロードバンドあなたの解答 ブロードバンドは、高速・大容量の通信回線を指す一般的な語であり、データを分割して送る通信方式の名称ではない。
- 3. パケット通信正解あなたの解答 パケット通信方式は、データを小さな単位に分けて送り、接続時間ではなく送受信したデータ量で課金されるのが通常である。
- 4. ハンドオーバあなたの解答 ハンドオーバは、移動に伴って通信する基地局を切り替える仕組みであり、データの送受信方式や課金方式ではない。
第1章の50問は、登録なしでそのまま解けます。解説と図解も同じ形で付いています。
よくある質問
7割で合格できるというのは本当ですか?
公式の発表はなく、確かめられません。合格率が約8割であることと、合格点が8割であることは別の話です。何割で受かるかを当てにするより、模擬試験で8割を安定して取れるまで準備しておくと安心です。
試験が終わったあと、得点は分かりますか?
合否は試験の終了後すぐに画面に表示され、試験結果通知書は合否公開日の12時以降にマイページからダウンロードできます。通知書に得点などがどこまで書かれるかは公式ページに書かれていないため、受験の案内で確かめてください。
過去問で合格点の感覚をつかめますか?
公式ページで公開されているのは、サンプル問題と解答です。過去問の公開は確認できませんでした。本番と同じ形式の問題で、60問・60分を通して解く練習をするのが近い方法です。
もちこ道場
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試験の日程・受験料・合格率などの公式の情報は、2026年10月26日にMCPC の公式ページで確認しました。最新の情報は公式ページで確かめてください。