スマートフォン・モバイル実務検定の勉強時間は?
目安は約40時間。3〜6週間の計画つき
- 公式の勉強時間の目安は、公式ページに書かれていません。そこで、公式テキストのページ数と問題を解く時間から試算すると、約40時間になります(もちこ道場の試算)。
- 内訳は、テキストを読む約15時間、問題を解いて見直す約17時間、模擬試験と解き直し約6時間です。モバイルの用語に慣れている人は短く、慣れていない人は長くなります。
- 1日2時間なら約3週間、1日1時間なら約6週間。テキストを読む → 章ごとに解く → 模擬試験、の順で計画を立てます。
勉強時間の目安
MCPC の公式ページには、勉強時間の目安は書かれていません。そこで、公式テキストのページ数と問題を解く時間から、必要な時間を試算しました。
公式ページの案内では、対応テキスト『モバイル基礎テキスト 第9版』は224頁です。
| 作業 | 見積もり | 時間 |
|---|---|---|
| テキストを1回通して読む | 224頁を1頁約4分 | 約15時間 |
| 章ごとの問題を解いて見直す | 500問を1問約2分(解説の確認まで) | 約17時間 |
| 模擬試験と解き直し | 60問・60分を3回と、見直し | 約6時間 |
| 合計 | 約38時間(約40時間) |
モバイルや通信の用語にすでに慣れている人は、テキストを読む時間が短くなります。初めて見る用語が多い人は、読み返しや調べものが増えて長くなります。自分がどちらか分からないときは、まず約40時間で計画を立て、最初の1週間の進み具合を見て直すのがおすすめです。
1日2時間・3週間の計画
約40時間を1日2時間で進めるなら、約3週間です。
| 週 | やること | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 1週目 | 公式テキストを1回通して読む。分からない用語に印をつける | 約14時間 |
| 2週目 | 全10章の問題を解き、間違えた選択肢をテキストで確かめる | 約14時間 |
| 3週目 | 60問・60分の模擬試験を数回。8割に届かない分野を解き直す | 約12時間 |
1日1時間しか取れない人は、同じ流れのまま約6週間にします。用語に慣れていない人は、1週目を2週間に延ばすと無理がありません。
計画どおりに進めるコツ
- 2週目からは「解く」が中心です。テキストを読み直すのは、間違えた問題に関係するところだけにします。
- 章ごとの進み具合を記録します。正答率が低い章が分かれば、最後の週にどこを解き直すかがすぐ決まります。章の中身は、たとえば第1章の要点のようにまとめています。
- 模擬試験は時間を計って解きます。60問を60分で解き切れるかは、通して解かないと分かりません。
平日に時間が取れない人は
社会人で平日にまとまった時間を取るのが難しい場合は、平日と休日で役割を分けます。
- 平日(1日20〜30分): 通勤や昼休みに、章ごとの問題を少しずつ解く。
- 休日(1日2〜3時間): テキストをまとめて読む、間違えた問題をテキストで確かめる、模擬試験を通して解く。
この配分なら1週間で約6時間なので、約40時間を6〜7週間ほどで終えられます。
模擬試験で何割を目標にするかは「合格点は?合格基準は非公開、目安の立て方」で説明しています。
第1章の問題を2問、解いてみる
もちこ道場の第1章(無料体験)の問題です。演習画面と同じ解説(図解・選択肢ごとの解説)を付けています。
問1
スマートフォンやフィーチャーフォンにおいて、主に音声通話で利用される通信方式で、発信者と着信者の間に伝送路を設定し、通信中は両者が回線を占有することで安定した通話品質を保つ通信方式を1方式という。
答えと解説を見る
正解は 3(回線交換)です。
【概要】
回線交換方式は、電話会社の交換機が発信側と着信側をつなぐ伝送路を設け、通信の間は回線を占有する方式である。通話品質が安定するため、主に音声通信に使われる。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. パケット通信あなたの解答 パケット通信方式は、データを分割して共有の回線で送る方式であり、回線を占有して通話品質を保つ方式ではない。
- 2. トランシーバあなたの解答 トランシーバは、端末同士が直接通信する機器であり、基地局を介して通信する携帯電話の通話方式の名称ではない。
- 3. 回線交換正解あなたの解答 回線交換方式は、電話番号をもとに交換機が両者間に伝送路を設定し、通信中は回線を占有するため通話品質が安定する。
- 4. ブロードバンドあなたの解答 ブロードバンドは、高速・大容量の通信回線を指す一般的な語であり、回線を占有して通話する方式の名称ではない。
問2
移動体通信会社のネットワークでは、県や区ほどの広さに当たる複数のセルをひとまとめにした1を単位として、すべての端末の居場所がデータベースに登録されている。
答えと解説を見る
正解は 3(位置登録エリア)です。
【概要】
位置登録エリアは、複数のセルをまとめた県や区ほどの広さの範囲であり、端末の位置情報をデータベースに登録する単位である。端末は自分のいる位置登録エリアが変わるとネットワークに通知する。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. セルあなたの解答 セルは、一つの基地局がカバーする範囲であり、問題文にある「複数のセルをまとめた範囲」そのものではない。
- 2. 無線基地局あなたの解答 無線基地局は、電波を送受信して端末と接続する設備であり、居場所を登録する単位となる範囲ではない。
- 3. 位置登録エリア正解あなたの解答 問題文の、複数のセルをまとめた県や区ほどの範囲という説明と合うのは位置登録エリアだけであり、居場所の登録単位にもなっている。
- 4. 交換局あなたの解答 交換局は、通話の接続を中継する設備であり、県や区ほどの広さの範囲を表す語ではない。
第1章の50問は、登録なしでそのまま解けます。解説と図解も同じ形で付いています。
よくある質問
40時間は公式の数字ですか?
いいえ。MCPC は勉強時間の目安を発表していません。この記事の数字は、公式テキストのページ数(224頁)と、問題を解く時間の見積もりから、もちこ道場が試算した目安です。自分のペースに合わせて使ってください。
もっと短く仕上げられますか?
モバイルの用語にすでに慣れている人は、テキストを読む時間を減らせます。ただ、全章を一通り問題で確かめる時間と、60問・60分の模擬試験を解く時間は削らないほうが安全です。
テキストを読むのと問題を解くのは、どちらに時間をかけるべきですか?
試算では、読むのが約15時間、解いて見直すのが約23時間(模擬試験を含む)です。公式ページでサンプル問題と解答以外の問題の公開は確認できないので、問題を解いて「覚えたつもり」を確かめる時間を多めに取ります。
いつから勉強を始めればいいですか?
受験日から逆算して決めます。1日1時間なら約6週間かかるので、受験したい日の1か月半ほど前には始めます。いま申し込める第39回は、試験の期間が2027年2月22日までです。
もちこ道場
章ごとの問題と本番形式の模擬試験で、合格の力を確かめる
公式テキストの全10章から作ったオリジナルの予想問題を、スマホ・PC で解ける Web 演習サービスです(運営者が作っています)。
500円
31日間・買い切り・自動更新なし
- 全10章 500問○
- 選択肢ごとの解説○
- 全問の解説に図解○
- 模擬試験(60問・60分)なし
1,000円
31日間・買い切り・自動更新なし
- 全10章 500問○
- 選択肢ごとの解説○
- 全問の解説に図解○
- 模擬試験(60問・60分)○
無料体験は登録不要です。
次に読む
スマートフォン・モバイル実務検定の合格点(合格基準)は公開されていません。公表されている合格率78.2%から難しさを読み、模擬試験で何割を目標にすればよいかをまとめました。
スマートフォン・モバイル実務検定の合格率は78.2%で、MCPC の検定の中でも高めです。ほかの検定との比べ方、それでも落ちる人がいる理由、どんな人が苦労しやすいかをまとめました。
スマートフォン・モバイル実務検定の対応テキストは『モバイル基礎テキスト 第9版』(2,420円・224頁)です。モバイル技術基礎検定と同じ本であることや、第9版の改訂のポイント、買うときの注意をまとめました。
ほかの資格の勉強時間: モバイルシステム技術検定2級 ・ IoTシステム技術検定 基礎 ・ IoTシステム技術検定 中級 ・ モバイル技術基礎検定 ・ アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1
試験の日程・受験料・合格率などの公式の情報は、2026年10月26日にMCPC の公式ページで確認しました。最新の情報は公式ページで確かめてください。